不登校、引きこもり、反抗期の専門家
親子癒しセラピー™️
開発者の志音です。
今日は、中学生の不登校対応で
大切なことを書きますね。
中学生活は3年間しかない
高校受験という進路選択が待っている
ということと
社会に出る日が近づいている
感覚がなんとなくある。
これらを合わせると
小学生の不登校に比べると
タイムリミットがあるような感覚が出てきて
焦るママが多いなと感じています。
焦る気持ち、とても分かります。
そして、それに対してお子さんは?というと
お子さん自身も、自分の状況を
認識できるようになっているので
焦る気持ちや不安感は小学生の不登校より
強くある子が多いようです。
でも、それを、あまり家族に見せない
というか、家族との会話が無くなっている
場合もありますし
会話があっても、本音で話せていないので
不安や焦りを表に出さない子もいます。
さらに、いちばん問題なのは!
不安や焦りが大きいから
そんな現実から逃げたくて
デジタルの世界に入っていってしまう子が多い(>_<)
ほとんどの中学生はスマホを持っているので
ゲーム、YouTube、TikTok、Instagramなどを
好きなだけ見れる。
本人は、現実から逃げているという認識は無く
画面を見ていると辛くない
気持ちがラクでいられる
楽しいから、やっている。
と思っています。
でも、これは、画面を見ている間は
現実のことを考えなくていい
思考停止状態でいられる
だから、気持ちがラクでいられる。
ということなんです。
こうして、無自覚のままに
デジタルの世界に依存していってしまうんです。
大人が、それに気づいてあげないと!
そのまま現実逃避したまま
どうにもならなくなります。
デジタルの世界を全否定したい
わけではありません。
辛くて苦しくてどうにもならない時には
デジタルの世界で現実を忘れることも
いっときの対処法としてはアリだと思います。
ただし、対症方法であって
根本解決に向かう方法ではない
と思うんですよね。
ネッ友の存在に救われたり
ネットで学校の友人と繋がっていて
そのおかげで学校に戻れる場合もあります。
なので、デジタルを取り上げるとかは
しなくてもいいと思うけれども
好き放題やってて完全な昼夜逆転
思考提示状態がずっと続いていたら
これから先のことを考えることができないんです。
結果、再登校や受験など
その先のことを考えることも
話し合うこともできなくなります。
今は、自分の部屋にTVがある子もいて
1日中、自室にずーっといて出てこない。
ご飯の時も出てこなくて・・・
心配になって部屋にご飯を運ぶ。
なんてママも多くいます。
それって、客観的に見て、家族としてどうでしょうか?
そのままコミュニケーションすら
取れなくなっていくこともあります・・・
中学生は、まだバイトも出来ないですし
スマホもゲームも親が買ってあげたもの
お金を出しているもの。
制限する権利は親にあります。
親子関係をしっかり築くためにも
ある程度の制限は必ず必要になります。
中学生になると、自分の意思がはっきりしてきますね。
高校や進路に関しても
お子さん本人の意思が大切になります。
だからこそ、お子さんとのコミュニケーションが
親子の信頼関係が、とても大切になります!
お子さんと、本音で話ができるようになること
お子さんが、自分の進路を考えられるようになること
とても大切です!
中学校は、義務教育だから
不登校でも、進級も卒業もできる!
そして、今は、進路の選択肢がたくさんある。
地域にもよりますが、公立高校でも
内申点を加味しない合格枠があることもあります。
公立高校で単位制や通信制があったり
私立だと受け入れ先はさらに増えます。
ですので、不安や焦りに、飲み込まれるのでなく
安心できる材料を、調べて見つけて
そして、お子さんと、真剣に
進路について話ができるようになるといいですよ。
どうしても、話し合うことが難しい場合には
担任の先生やカウンセラーさんなどに
間に入ってもらって話すのも方法の1つだと思うんです。
実際に、中高生の不登校のお子さんと
わたしが進路の話をして
ママとの間を取り持ったこともあります。
ママが1人でどうにかしようとするよりも
学校に協力してもらいながら
不登校支援などにサポートしてもらいながら
周りと一緒に課題に取り込むことで
再登校できているケースがたくさんあります。
ママとお子さんの笑顔と幸せを
応援しています☆